たきた敏幸HP

 

4.社会保障・福祉

   21世紀、わが国は少子高齢化社会を迎えました。印西市は県下二番目に高齢化率の低い、若い自治体です。しかしニュ-タウンを抱える町の特徴として、近い将来急速に高齢化がすすむことはいうまでもありません。福祉や社会保障にはおカネがかかります。私は、充実した福祉の実現のためにも、この十年間 千葉ニュ-タウン事業をどこまで進捗させられるかが鍵を握ると考えます。とりわけ、2010年の成田新高速鉄道さらに北千葉道路開通を見据え、企業誘致には積極的な取り組みをしなければなりません。と同時に行政改革により、「入を計り、出を制す」の考えを徹底していくことが大切です。  社会保障・福祉政策に関し私は基本的に「シビルミニマム」という立場をとります。本当の「弱者とは誰か」を真剣に考え、「地域社会の安定」という基準で個別の物事を判断していきたいと思います。その際、自助・互助・公助の歴史的常識に従うことは言うまでもありません。
 いずれにしても現在の政治状況では、福祉という言葉が魔語化(マジックワ-ド)している可能性があります。言い換えるならば、聖域化した不可侵の領域になっている恐れがあるということです。限られた予算を用いるのですから、社会的弱者や地域社会の安定についてとことん詰めた議論をしなければなりません。もし、福祉や社会保障が「弱者を助ける」というよりも「弱者をつくりだす」ようになっては問題外です。
 経済・財政学的に社会保障・福祉を考えるならば、“3.ケインズ主義”で述べた通り「所得の再分配」「公平配分」の機能と整理ができます。政治的には、社会民主主義左派の伝統的政策です。ただし、過剰な福祉政策は美濃部都政や蜷川府政の様に、財政危機を招いたことも事実です。個人への現金給付に限りなく近いわけですから、「バラマキ行政」や政治家のポピュリズムといった次元でこの問題が扱われると、国家も地域も確実に滅んでしまうと私は思います。

 

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